2012年1月17日(火)

測量コンサルは空前の忙しさ

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

 不動産業の知人から、宮城県石巻で郊外型の事務所を借りられないかと言う話が来ました。取引先が所有していた石巻の売り物件に空室建物があり、この情報を知人に以前流していたためです。

 「誰が石巻の事務所なんて借りるんですか?」と聞くと、「測量大手のXXXです。東日本震災復興被害地の測量がこれから本格的に始まり、大忙しになっているようです。拠点、拠点に営業所を設けているようです。」

「そうですか、測量ですか。大地震で測量ポイントがずれちゃいましたもんね。復興計画を立てるには、まず正確な測量が必要と言うことですね。」「XXX社は引退したOBも呼び戻し、体制を整えているそうです。これで10年間は食うのに困らないと言うことです。」

 税理士、鑑定士、司法書士と売上減少が続くサムライ業の中で、一人土地家屋調査士、測量士だけが空前のフォローウィンドを受けています。

追記)タイ洪水後の復旧需要で工作機メーカーに注文が舞い込み始めていると言う記事が出ていました。大手工作機メーカーの内、ツガミで1000台以上、アマダで930台、アイダで500台被害を受けたそうです。全部の受注を受けられないまでも工作機メーカーにもスリーセブンのフィーバーが起きています。

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