2017年6月19日(月)

中国人だらけの大宰府

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

週末に福岡で仕事があり、昨日は休みにして、大宰府、吉野ケ里遺跡を見学してきました。大宰府は噂に聞いていましたが、中国人だらけ!8割以上が中国人でしょうか。大きな声が至る所で聞こえ、大宰府天満宮全体がごった返していました。

3000人くらい乗るフェリーが福岡に入港すると、この人たちが必ず訪れるのが大宰府なんだそうです。従来の平安時代の趣は消え去り、上海の豫園と化しています。

梅が枝餅を売っていたお嬢さんに尋ねると「船が入ってくると大体いつもこんな感じです」とのこと。フェリーで来る中国人客は所得が少ないとネット記事で読んだことがありますが、服装もど派手な感じの人が多く、洗練された感じはありません。胸のところにXX家具と刺繍されたオレンジ色ポロシャツを着た大軍団もいました。

大宰府の門前商店街ということもありますが、大量の買い物をしている人は少なく、消費金額も微々たる感じです。折角何千人も大宰府にお客さんが来ているのだから、もう少し何か多額の消費をしてもらう仕掛けが必要ではと考えました。

「八」が好きなのだから、「八八八」とプリントしたTシャツ、手ぬぐいを売るとか。もしくは少し離れた農地で、イチゴ、ブドウ、梨などのフルーツ狩りをさせるとか。

大勢の中国人がやってきて、ただ帰って行くだけでは観光地として元が取れないと感じた次第です。

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