2010年9月21日(火)

沖縄ステーキ屋のAサイン

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

 沖縄に良く行っていた時、いつも食べに行っていたステーキ屋さんは、那覇市西町の「ジャッキー(Jack‘s Steak House)」、北谷町と那覇市辻にある「金松(きんまつ)」辺りでした。ジャッキーは地元でも観光客にも人気がありますが、金松も地元では人気のお店です。

 これらの店は一様に古い老舗の風格があり、お店に入ると古ぼけた額縁に入った“A”が飾られています。これが“Aサイン”です。本土復帰前の米国占領下、米国軍人が利用しても良い一定水準以上の優良店には、Aサインと言う許可証が与えられたということです。Aは、Approvedの頭文字です。従ってAサインが飾られていること自体が、昔から営業している一定水準以上の優良店という証明で、店の大切な誇りなのです。

 ジャッキーは中心地の久茂地からも歩いて行けるので、よく利用しました。テンダーロインLサイズ(250g)で2100円。焼き方をミディアムレアで頼むと、東京で言うレアが出てきますので、ミディアムで頼んでおいたほうが無難です。肉は塩・コショウだけで食べるのが絶対旨いと地元の方に教わってから、ひたすらその教えを守り、塩・コショウだけをかけて食べます(余計なステーキソースとかは使わない)。肉はおそらく米国産で、和牛と違って“さし”は少ないのですが、旨みのある肉です。

 他には、チーズバーガー(400円)とタコス(600円)がお勧めです。チーズバーガーは、厚い旨みのあるハンバーグがどーんと入っており、佐世保バーガーより全然美味しい(あくまで主観)。タコスもひき肉、チーズが何とも言えずに旨い。これに泡盛の忠孝1合を飲めばほろ酔いで、2合飲めば帰りの東京まで熟睡できます。

 最近は国際通り周辺に、“碧(へき)” と言う新興のステーキ屋が数店舗営業し、結構流行っているようです。観光客相手に高い和牛だと1万円以上でステーキを出しています。リニューアルオープンした銀座三越12階にも入店しましたので、実力が認められたのでしょう。

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